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2008/09/07(日)

日記::2008年9月 モジモジ

Tomorrowとコードブルー、その後

 承前。しかし、Tomorrowは酷かった。今日は最終回だったのだが、なんか破綻寸前の自治体の赤字病院が、なんか「市民の絆」とやらで建て直しに成功してた。裏返せば、破綻する病院は「工夫が足りない」「絆=努力が足りない」ってことか。うちの相方、途中まで号泣してたんだけど、ラスト見てズッコけてた。結局、国の制度の問題には一度も触れることなく。前回は前回で、脳死状態?になった事務長の奥さんの生命維持装置を外す話が美談として描かれる始末。生命維持装置を外さずに必死で生きてる人間を愚弄するのかよ。ハッピーエンドのバカドラマを作りたいなら、医療とか生死の問題とか取り上げるなよ。「ヤスコとケンジ」みたいのんでいいんだよ。

 対照的に、コードブルーの方はかなりよくできてる(一点、ひっかかるところはあるのだが。後述)。ドクターヘリに乗る見習い医師を山Pとかガッキーとかがやってるので、若手人気俳優を起用した視聴率狙いの軽いドラマになりゃせんかとか思ったけど、全然逆。失礼しました。特に、中盤以降、「トリアージ」問題が浮上してきてからは、問題はどんどん出てくるけど、絶対に答えを出さない。答えが出たようでも、どんどんひっくり返される。「二人とも助けよう」として「二人とも死なせてしまった」ことへの後悔。冷静に「命を優先」して「腕を諦めた」ことへの迷い。さらに、「二人とも助けよう」として「二人とも助ける」ことに成功するが、しかし、結果は判断を正当化しない。何が正しい答えか分からない。「感情に流されてはいけない」なんて平板な答えで安心させてくれない。もちろん、「とにかく全力で全員救え」などという根性論も出てこない。…これについては、いずれ何か書きたいなぁ。とりあえず、最終回が気になる。あと1回だっけ、2回だっけか。ミスチルの歌もいい。

 一つ引っかかってるのは、何回か前、ALSの青年が出てきた回。あの回は「重度障害者は周囲の人間の負担である」ということを、かなりミもフタもない形で描いてた。その描き方は、確かに繊細ではあったのだけど、あれでは重度障害者の側の立つ瀬がない。「迷惑にならんように自重しろ」みたいな。かなりマズイ。最終回までのどこかで、ひっくり返ったりするんだろうか。

 でも、これもちゃんと描こうとすれば、「介護の社会化」みたいな話になるんだよな。あまり期待できない。結局、ドラマってのは「ある現場」を描くものでしかないだけに、国の制度のような「絵になりにくいもの」を捉えきれないってことなんだろうか。*1

*1 : エディ・マーフィーの出てた、「おかしな関係」みたいな、描き方とかどうなんだろ。

オープンキャンパス終了

 とりあえず。

追記

 あう、大事な引継ぎを済ませるのを忘れてた。明日朝一番に出勤せなならん。ガックリ。

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